芋けんぴのために、
土づくりから見直しています。
鹿児島県大隅半島は、先代の澁谷金次郎がおいしい芋が育つ適地を探してアジアを旅して巡り、最後に辿り着いた場所。以来50年、この地を第二の故郷として、契約農家さんとともに生きてきました。その金次郎が芋づくりの基本としたのが大地づくり。芋苗の研究や栽培方法、かつては自前の肥料を作るなど、農家さんと二人三脚で芋を育ててきたのです。
そして現在、金次郎は芋畑を襲った「サツマイモ基腐病」と戦うために、連作障害を無くし、病害虫に負けない芋づくり、強い大地づくりに挑んでいるところ。5年前から宮崎県都城市の小林さんを師匠に微生物を生かしながら土を養っていく農法を学びながら、少しずつ輪作体系を築いています。