つぶけんぴの元である短い素揚げされた芋けんぴと、契約農家さんのごぼうを素揚げしたものを混ぜ合わせて作りました。1粒あたり、ごぼうが20%。けんぴの味は残しつつ、香り高いごぼうの風味が口いっぱいに広がります。いつものつぶけんぴと食べ比べするのもおすすめです。(※画像右上がつぶけんぴの元、左下が素揚げごぼうです。)
同じつぶけんぴでも、いつものつぶけんぴと同じ温度では美味しく焼き上がりません。温度が高すぎるとごぼうが焦げてしまい、低すぎると香ばしい風味が落ちてしまいます。職人が試行錯誤を重ね細やかに温度管理を行なっているからこそおいしい「つぶごぼう」が焼き上がります。
つぶごぼうへ混ぜ込んでいるごぼうは、契約農家さんの芋畑で育ったごぼう。金次郎が「土づくりの師匠」と仰ぐ宮崎県都城市の小林さんの畑で穫れたごぼうも使用しています。小林さんは農薬や化学肥料を使わず、微生物を土の餌にした土づくりを行っています。そんな小林さんの畑で育てられた「伊助」という品種のごぼうは収穫してすぐ貯蔵熟成することで糖度が13%にもなり甘みも旨みも増すのが特徴です。