芋けんぴと同じ芋を使用。
芋けんぴ屋の金次郎が、なぜ芋焼酎を作っているのかと不思議に思われるかもしれませんが、芋けんぴに使っている芋と、芋焼酎に使っている芋は同じ「コガネセンガン」。でんぷん質が多く、焼酎にも適した芋なのだそうです。実は金次郎、当初、自分で醸造できぬものかと考えていましたが、なかなか難しく断念。ご縁があって鹿児島県の「若松酒造」さんに金次郎ラベルの芋焼酎を作ってもらっています。
創業1719年、由緒ある酒蔵。
若松酒造さんは創業1719年という由緒ある酒蔵。鹿児島県産の新鮮な生芋にこだわり、黒麹、白麹になる「米」も国産米を使用しています。芋と米と水だけでつくる、昔ながらの本格芋焼酎です。絶対に冷凍芋は使わないのが身上。芋の傷みが焼酎のくさみになるからと、少しでも傷んだところがあれば、すべて手作業で取り除くこだわりぶり。蔵では生芋のとれる8月から12月まで仕込んで寝かせています。
芋けんぴにもあう、うまい仲。
若松酒造さんは金次郎と同じく、国内産の新鮮なコガネセンガンの生芋にこだわり、使用するお米も全て国産米。納入された生芋はすべて3日以内に仕込んでいます。金次郎は若松酒造さんのこの芋に対するまっすぐな姿勢に共感し、すっきりとしたうまさと飲み口に惚れ込んでいます。ケンピにも合う、芋同士のうまい仲です。